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ターゲティングを考える。[Webマーケティング]

ターゲティングを考える。
STP(セグメーテーション→ターゲティング→ポジショニング)のターゲティングですが、セオリー通りに進むとセグメントした領域を評価して絞り込む作業を行うことになります。
「デモグラフィック(人口統計的属性)や「サイコグラフィック(心理的属性)」から細分化し、顧客層を様々な視点で評価するということになるのですが、評価の基準を自分に持っていないと数字が多いからとか競合他社が少ないからと競争の少ない所に目が行きがちですが、競合が少ないからっといってブルースカイが待っているかというとそうでもないと思われます。
どのような数字で評価するのかは、経営者の視点やマーケッターの考え方に大きく左右されるとになるので、必ず自分の中に評価の基準と「なぜ」という疑問を挟みながら評価をくだすのが良いと思います。

なぜ、競合が居ないのか?
なぜ、市場が大きいのか?
長期的なビジョンは、あるのか?

します。サービスや商品の考え方が変わるだけでなく、チャネルも大きく変えなければならなくなってきます。
STPの作業は、意思決定をする際の指標となり商品やサービスなど会社の方向性を見極める大切な作業だと思われるので様々な視点で検討を試みることが大切だと感じます。
また、「ターゲティング」の選定においては、企業としてのポジショニングが無ければターゲティングの評価決定をする基準がなくなり雰囲気で「有望」「縮小」と数字に踊らされて本来の「商品やサービスの開発は、なんのために」という大切な部分が欠落した商品となってしまう可能性を持っています。
商品やサービスの開発において行われるSTPは、企業全体の方向性やコンセプトを軸にした作業を行う必要があると思われます。
株式会社ライクス 山本裕行
参考文献 : 日経BPムック マーケテイング基礎読本

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